芯が進化したブラックデニム

暑くなってきたので、髪をアップにしてみたら色素の抜けた髪の毛を発見。

光に当たると特に目立ちますね・・・。

年と共に色素が抜けていく髪。。。デニムの経年変化の様だなと年を感じながら、

部分染めで濃度アップを行う日々を送っています。

ブルーデニムと一緒に使われることの多いブラックデニム、実は年々進化しているのをご存知ですか?

機屋さんにご協力いただいて、古い順に並べてみました。

① 光に当たるとグレーにも見える様な濃度の浅い黒。(昔から染められているそうです。)

② 濃度を求めて出来上がった黒。リアルブラックと呼ばれているもの。

(2000年によく売れたそうです。)

③ 機械の更新により実現した、芯の白場が大きめ&より濃色の黒。(新ブラック!)

実際の糸断面では分かり辛いため、機屋さんにイメージ図を頂きました。 ↓ ↓

「②」のリアルブラックは、アタリが出しにくい(=削っても白場が出ない)ため、

表面を削る加工を行い過ぎたという事故が多発したそうです。

アタリが出にくい理由は上記イメージ図でも分かるように、芯が滲んで白場が少ないため。

新ブラックは、黒の濃度も加工栄えもばっちりとのことです。

更にアルカリ濃度が低く処理されているため、生地の劣化が遅い=長持ちします。

新ブラックを使用している品番で加工見本を準備しておりますので

出来上がりましたら掲載致します。(K)

【 加工中品番 】

ノンスト(12オンス)

「70-80年代風デニム」 N1256 c/#029(経緯黒)※サンプル帳あり

ストレッチ(13オンス)

「タテ6番手使用の厚手ストレッチ」 S1335 c/#00B(経黒)※サンプル帳準備中

 

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