お客様との雑談の中でよく金利のお話が出ます。
「今どのくらいの金利を使っているの?」とか
「割引金利はいくら?」とか
「こないだ買ったビルの資金はどんな融資条件だった?」等
お互いに情報交換をしています。
これらの生きた情報は資金調達の交渉に非常に有効になります。
現在設備投資等の大型資金の必要はないのですが、不動産購入等のいざというときのために常時金利の動向をつかんでおく必要があります。
5~6年前は、手形割引金利が1.375%に対して長期借入金利が0.75~0.9%と安かったので、割引をせずに運転資金として長期資金を導入していました。
現在では、割引金利、短期金利ともに0.9%前後で、逆に長期金利が1.5%前後になってきたので運転資金は手形割引、当座貸越等の短期資金で繰り回しています。
しかし金融機関によっては、短期資金を1%以下となるTIBORベースのスプレッド貸出に対応してくれない場合もあり、何年も変わらない短プラベースの1.3%強の金利になっています。
当社は地元の地銀2行と政府系金融機関1行の3行と取引しています。
都市銀行とは取引ないのですが、資金のロットによっては都銀のほうが有利な金利を提示してくる場合があると思います。
今のところそういった資金需要がないので取引にはいたっていません。(M)